プーチン大統領は、自分の従弟を熊の襲撃から保護したとして自ら犠牲になった15歳の兄を表彰するよう命じました。
(写真はリア・ノボスチより)
リア・ノボスチ社などが伝えています。シベリア東部のカムチャツカ地方では2018年10月に13歳と15歳の従兄弟がサウナに出かけましたが、帰り道に熊に遭遇、弟の方は逃げることができ、近所の住民に事情を伝えたとのことです。
後に、兄の方は弟を助けるために熊の注意を自分に向けさせ、弟に逃げるよう促したことが判明しました。
この15歳の兄は熊に襲撃されて死亡しましたが、プーチン大統領は「勇敢な決心」を称えるために、追頌するよう命じたとのことです。ロシア全土では幼児や女性を中心に野犬や野生の熊に襲われるケースが多発しています。
