ロシア外務省のザハロワ報道官は、ロシアがウクライナ東部に支援物資を供給していることに対してウクライナ外務省が抗議した事実を自身のSNS上で批判しました。REN-TVが伝えています。
ウクライナ東部のドンバス地域は同国政府が掌握できておらず、事実上、親露派武装勢力が支配しています。
ロシアは2014年以降、ルガンスク・ドネツクの両人民共和国(いずれも国際社会は未承認)に大量の支援物資を供給しています。
今月25日、ウクライナ外務省のゼレンコ報道官は、ロシア緊急事態省の車両が同地域に物資を支援するために入国していることに対してロシア側に抗議文書を送付した、と発表しました。
これに対し、ロシアのザハロワ報道官は自身のfacebook上のページで、「ウクライナは抗議文をロシアに送る前に、一度でもいいからドンバスに支援物資を送ってはどうだろうか」と批判しました。