ロシア語のとある長文の精読を完了した後に10~15回くらいそれを音読することは、語学上達のための王道中の王道、究極中の究極の修行ですが、その『音読』とはただただ文字面を発音するのではなく、音読している最中のセンテンスの「意味(和訳)の把握」と「文法事項の把握」のことを指します。
ただし実はこの実践は非常に難しく、長文を発音している最中に「夜はカレーライスを作ろうかしら」など、邪念が必ず入ってきます。
本当の集中力は20分も続くものではないので、相当意識を張り詰めて1回の音読に集中し、休憩しまた音読することが大切だと感じております。