ロシア語が将来的に話せるようになるためには、ある程度の量の「例文」なり「フレーズ」を暗記していくことが重要です。
例文暗記といっても、ずっと記憶に留めておく必要は全くなく、参考書等に出てきた短いロシア語の例文を一旦は覚え、その日、もしくは翌日まで覚えていて、何も見ずに書いたり声に出して音読したりして再現できれば成功です。
後日、もしくは数か月後にその例文を書いたノートを復習して見たときに、忘れているのは至極当然のことです。100個復習すれば95個くらい忘れていても、おかしくはありません。
ですが、その練習を日々場数をこなしていけば、ロシア語の単語や文の組み立て方、語順の傾向などが自然と身についていきます。また、ロシア語が口から出てくるハードルがどんどん下がっていきます。
「忘れないように、忘れないように」と数少ない同じ例文を大事そうに何回も時間をかけて覚えようとするよりも、とにかくたくさんの例文を覚えては忘れ、覚えては忘れたりした方が語学学習は飽きないし、新しい世界にどんどん触れて、ロシア語自体のパターンに慣れていくことになります。
ですので、忘れてしまう過去の例文に不安を抱くのではなく、どんどん新しい領域に威勢をもって突き進んでいただければと思います。
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