こんにちは。
ロシアがウクライナに軍事侵攻して以降、私はロシア人やウクライナ人が「生の現場」の状況をツイッター上に画像付きで投稿していることに注目してきました。
勿論、日本のニュースでも日々戦争の視覚的な情報はテレビを通して確認することはできます。大まかな進捗情報は大衆のマスメディアに任せておくことにしましょう。
当ブログではロシア・ウクライナ情勢の渦中にいるウクライナ人や反プーチン、反戦を唱えているリベラル志向なロシア人の若者らによる「小さな声」を拾っていきたいと思います。
以下画像は、有名・無名を問わず、ロシア人・ウクライナ人の個人のツイッターのアカウントから拾ってきたものです。
ツイッター主はソボリ氏。この人はロシア野党急先鋒のナヴァリヌィ氏(現在監獄中)の団体の重鎮です。
ツイート:
「いいえ、これは人質に捕られている人たちの画像ではありません。これは、幼稚園児に向けた「授業」なのです。子供たちは何を教わっているのでしょうか? 人を殺す方法?」
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ツイート:想像上の未来です、当然ながら。
侵略戦争後のロシアの絶望的な未来予想を皮肉ったミームです。
4つ画像が並んでいますが、左上が「もう一度見られる未来図」。それ以外は「2度と見られない未来図」です。
ロシア人は第二次世界大戦、アフガン戦争で多くの兵士が非業の死を遂げたり、重い障害を負って祖国に帰還してきた民族です。
今回のウクライナ戦争でも、ロシア兵が既に手足を失って帰ってきている様子がちらほらメディアに登場してきています。
普通に考えれば、進攻が長引くにつれて今後もそういった負傷兵は多く出てくるはずです。
今後、経済制裁が徐々に効果を発揮し始め、経済的にも余裕がなくなり、兵士の遺体の帰還、溢れる負傷兵の帰還、ロシア人に対する国際的な冷たい批判のまなざしに、国中のあらゆる人々が何らかの精神的な病を発病する可能性があると思っています。
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ツイート:「白色塗料成分が60%もあれば、”情報の伝達機能”としては十分である」と製紙供給業者は語る。
ロシアは経済制裁の影響で、割と早い3月の段階から白色塗料が不足を見せていました。このことより、モスクワでは既に黄色い製紙が市場に出回り始めているというニュースが出ています。
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ロシア国内では今、ウクライナ国旗を彷彿とさせる物が次々とペンキの塗り替えが行わられている模様。たまたま、今まで水色と黄色だったものが、愛国的な思想を持つ住民の苦情などによって、塗り替えられ始めています。