現役ロシア語講師によるロシア語勉強法

~ロシア語ガチ勢のためのブログ~

「朗読」パート、試験本番で一番大切なこと ロシア語能力検定試験

こんにちは。

 

私の受講生さんたちの半分くらいは、ロシア語能力検定試験の2級か3級を受検されますが、ご一緒に練習していく中で、気が付くポイントがあります。

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それは、「朗読」パートの練習で、結構「早口」で「声が小さい」ということです。

これはなかなか発音している当人には気が付かないことかもしれませんが、採点官になったつもりで私が聴いていると、最悪、3分間という時間のなかで、受検者が何を話しているのかほとんど分からなかった、ということも少なからずあります。

 

もちろん、採点基準としては、ロシア語の単語が正確に発音されているか、アクセントやイントネーションの位置や方法が適切であるか、などが見られていると思います。

 

ですが、採点官の気持ちになったとき、大前提として「もぞもぞと小さな声で早口」な録音を聴いたとき、採点する気さえ失われる可能性が十分に高いでしょう。そのようなあやふな状態で、とりあえず「合格!」ということには当然ならないでしょう。

 

まずは、第一に以下のポイントを絶対に意識してください。

●はっきり

●ゆっくり

●大きな声

でロシア語を発音することです。 

 

受講生さんの多くは、初めて私が検定試験の「朗読」パートの発音を練習として聴いたとき、イントネーションやアクセントの位置に間違いがかなり多く見られます。

 

ですが、ハキハキとメリハリのある発音をテープに吹き込まないと、土俵にさえ立てない可能性が出てきます。

 

多くの場合、人は思っている以上に自分の声は小さく、早口でメリハリのない発音になってしまっているということをまずは認識することから始めてみてください。

 

本日もありがとうございました!

 

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