現役ロシア語講師によるロシア語勉強法

~ロシア語ガチ勢のためのブログ~

ロシア語はそこ数年では体得できません。単語や文法は忘れて当然

数年ロシア語学習者を見てて思うのは、ロシア語が上手くなっていく人は、まず慌てずどっしりと構えていて、単語や表現法を一つひとつゆっくりじっくり丁寧に覚えていって、自分の暗記力の無さや浅学の不甲斐なさにいちいち一憂せず、結果は数年後にしか追いつかないことをよく理解したうえで、語学学習が楽な日も嫌な日も心が揺れずに淡々と安定的に毎日継続できる人だと思います。

 

逆に伸びない人は、最初は馬力がすごく意欲旺盛ですが、感情の起伏が内にあり、せっかちなので検定試験の短期合格など、目に見えるような成果をとにかく追いがちで、心に余裕が無い増上慢なので、他人のアドバイスを無意識(本人が気が付かない)うちに軽視する(意識的に反発、またはバチバチに反発する人など一人もいません)傾向があります。

 

そのような人は、単語を覚えるにしても、自分の判断で「これは要らない」と決めつけ、最終的には文法もすっ飛ばすところまで堕ち、とにかく早く前に前にと進もうとしていくうちに、エネルギーを燃焼しつくしてやめてしまうことが少なくないです。

 

語学学習はその人の人間の成長度合い、度量の大きさ、寛容さを反映しているように思われます。

 

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