現役ロシア語講師によるロシア語勉強法

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ウクライナ男性、自分の頭に脳天から包丁を刺し込む。奇跡的に無事。

 

当記事を覗いていただき、ありがとうございます。

中島です。

 

ウクライナのドネツクで、男性が自分の頭に包丁を垂直に差し込むという奇妙な事象が発生しました。ロシアの都市ロストフ・ナ・ドヌーの地元ニュースが伝えました。

 

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(男性のレントゲン写真: 161.ruより)

 

かなり痛々しい画像ですね。包丁の刃が見事に脳天から深くめり込んでいます。

 

目撃者が異常な姿をしていた男性を警察に通報。駆け付けた警察官らによると、男性は野原に膝をつけて非常に落ち着いて座っており、質問に淡々と答えていたそうです。

 

男性はドネツク市に住む工場勤務者のユーリーさん、40歳。市内の病院に搬送されましたが、終始落ち着いており、時折冗談を飛ばしていたとのことですが、包丁が邪魔なので抜いてほしいと頼んだということです。

 

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(ユーリーさん。頭に包丁が刺さっている様子が分かる。警察が撮影: donnews.ruより)

 

ですが、ユーリーさんの搬送先の病院は対処できないと判断し、急遽、近隣のロストフ・ナ・ドヌー市(ロシア)の病院に応援を要請。駆け付けた神経外科医らが緊急手術を行い、無事成功に終わったそうです。

 

病院側の発表によると、患者の頭に刺さった包丁は刃の20cm程の部分。右脳と左脳を分ける溝にちょうど入っており、奇跡的に生命の維持機能に損傷を与えなかったそうです。

 

ユーリーさんは日頃から精神科にかかっていたそうですが、暴れたり自傷行為に及んだりすることはなかったそうです。包丁を頭に刺したのは、「頭が呼吸していなから、穴を開けたかった」と語っているそうです。

 

下のサイトで発見当時の男性の動画を見ることができます。(閲覧注意)

https://161.ru/text/incident/65473451/

 

ネットでは、「神よ、この運の良い男を生き長らえさせよ」や「無事だったのは単に脳が無かったからだろ」などといった様々なコメントが書き込まれています。