現役ロシア語講師によるロシア語勉強法

~ロシア語ガチ勢のためのブログ~

2025年新年はロシア語の「例文暗記」と「暗唱&音読」を凡事徹底し、他者と雲泥の差をつけよう。

 

寺坂水源(南阿蘇鉄道高架下の湧水)

ロシア語をわりと始めの方の段階から学ぶ人に対し、特に私が意識して、
①定型文の例文を覚えましょう。
②日本語からロシア語に翻訳する癖をつけましょう。

と言っているのは、多くの学習者が、とにかく簡単なロシア語の文を作るのを苦手としているからです。

例えば、
●これはどんな車ですか?
●これは誰の犬ですか?
●アントンはどんなおもちゃをもっていますか?

これらの3個の文は、初級文法書の最初の方に書かれているような内容ですが、中級者と思われそうな人でも訳すのに時間がかかったり、単純に訳せないケースも全く珍しくないからです。

「1つの文法事項につき、1個の例文を覚える」

これをベースにして、 例文を”音読”しながら”暗唱”し、「忘れる&覚える」を繰り返す。

この単純作業を1~2年間、凡事徹底する人(は稀ですが)は、必ず他の学習者と途方もない雲泥の差が付きます。

敢えて疑う必要はありません。