ロシアは南アジアの内陸国ラオスに対し、戦車などの兵器を譲渡しました。
『論拠と事実』紙などは今月21日、ロシア国防省の発表として、ラオス人民軍創立71周年記念行事に同省の代表団が参加したと報道、式典の際にロシア側が同国製戦車T-72や装甲車数両を譲渡しました。
この他、ロシア側はラオス人民軍の軍用基地のインフラ整備などを行ったとのことです。
一連の兵器譲渡は両国の友好を目的として行われ、アジア太平洋地域の安定に貢献するためと各種メディアは報じています。
ラオスでは去年10月からロシア軍が2回目の人道的地雷除去キャンペーンを行っています。
リア・ノヴォスチ社によると、2018年10月に始まった第一回目の同キャンペーンから現在までに340個体以上の爆弾がロシア軍の工兵らによって除去されていますが、その大部分がベトナム戦争中に米軍が使用した物ということです。