シベリア・アルタイ地方の第ニの都市ビイスクで、ゴミ収集を行う企業と市の清掃当局側が運営方針で交渉が行き詰まり、市がごみ収集機能不全に陥ったため、緊急事態宣言が発令されました。「タイガ・インフォ」などが伝えています。
(画像はタイガ・インフォより)
市は衛生状況の悪化と伝染病の対策を打つとしています。
インタ・ファクス通信によると、市の廃棄物管理の機能を果たしている両者が係争を起こし、市が廃棄するゴミの3分の2しか回収ができず、残りの3分の1が「毎日、コンテナの周りに積み重なっている」とのことです。ビイスクでは、同様の事態が夏にも発生しています。
(画像はamic ruより)
昨年では、大都市モスクワの廃棄物を処理するため、サンクトペテルブルグ郊外の森を切り開いて大ゴミ処分場を建設する計画が進められていたことがメディアに取り上げられたため、地域住民が頻繁に大々的な反対デモを起こしました。
(BBCより)