ポーランドのモラベツキー首相はフィナンシャルタイムズ紙のインタビューに応答し、「ポーランドはロシアに接近することはない」と答え、その理由を「ロシアの国際社会における言動にある」と述べました。Ramblerが伝えています。
モラベツキー氏によると、ロシアは攻撃的な行動が多く、他国の政治への介入を頻繁に行っているとのことで、「欧州はウクライナ、ベラルーシ、ジョージアで起きていることに対して見ないふりをすることはできない」と述べました。
ポーランドのドゥダ政権は親米政権で、トランプ政権との接触が多いです。米国製のミサイル防衛システムの導入や米軍基地の新設置などで同国と議論が進んでおり、大統領が反露的な発言が多いことでも知られています。
ドゥダ大統領は今年6月、「ロシアは(第二次世界大戦で)強かった。だが、我がポーランド国民はもっと辛抱強く、最終的には我々が勝つだろう」と発言した経緯があります。
また、毎年9月にポーランドで開催される「第二次世界大戦開戦記念式典」に同国は今年、プーチン大統領の招待を見送ったことが話題になりました。