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ロシアニュース:ウラル地方、政権を批判する投稿への「いいね」を禁止

ロシア、ウラル地方のハンティ・マンシ自治管区では、現ロシア政権に対するSNS上での批判的な内容の投稿を拡散したり、「いいね」を押したりすることを役人に禁止する規則が付け加えられました。政権に批判的なメディア「ドシチ」が伝えています。

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(コマロワ知事)

同自治管区のコマロワ知事は今月、自治管区内の役人に適用される公務員法の一部を修正、ネット上で現ロシアの政権や国家体制などに対して批判的な内容を含む文章や音声、画像などの投稿を支持する行為を禁じました。

 

ただし、今回の規則修正では違反した際の厳罰については規定せず、警告的な意味合いが強いとされています。

 

プーチン政権下では、SNS上でロシアの現行政権を貶めるような投稿は法律で禁止されています。

 

関連事項として、2014年に自身のSNS上のアカウントで「神はいない」「聖書はユダヤ人のおとぎ話を集めた物にすぎない」と投稿した男性が、「ロシア正教徒の心情を害した」として起訴されたケースがあります。

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(画像はBBCより)