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中島です。
本日は、シリーズ化した世界情勢に関する一問一答形式のクイズを出したいと思います。公務員試験や就職試験・SPI等の時事問題へ向けた練習になるよう努力致します。
解答および解説はいつもの通り、各写真の下に記載します。当記事の情報は全て2018年10月時点のものですので、情勢変化にご注意ください。
解答および解説はいつもの通り、写真の下に記載します。
(問題編)
(1). ノーベル平和賞の受賞(決定)者と授賞理由の組み合わせとして、間違った選択肢を選びなさい。
(A). マララ・ユスフザイ ・・・ <<少女教育の権利を訴えた。>>
(B). バラク・オバマ ・・・<<核のない世界に向けて国際社会に働きかけた。>>
(C). アウンサンスーチー ・・・ <<ロヒンギャ族の開放を指導した。>>
(D). ナディア・ムラド・・・<<性暴力の撲滅に向けて尽力した。>>
(写真はN1より)
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(解答・解説編)
(C). が正解。
スーチー氏はミャンマーの野党指導者だった1991年に、同国の「民族が協調して民主的な社会を確立することに尽力した」としてノーベル平和賞を受賞しました。
現在のミャンマーでは政府が同国ラカイン州に住む少数民族ロヒンギャに対して、数々の人権侵害やジェノサイド(大量虐殺)を行っていると国連の独立調査団は報告しています。
しかし、ミャンマー政府の事実上の指導者であるスーチー氏は、このロヒンギャ問題に対して「対策を何も取っていない」として、国際社会では同氏から平和賞を剥奪するよう求める声が大きいです。
●(A).について
マララ・ユスフザイは2014年にノーベル平和賞を受賞しました。パキスタン出身で、イスラム系武装勢力の恐怖政治を批判、女性が教育を受ける権利や平和を求める運動を粘り強く続けたことが評価されました。
(マララ・ユスフザイさん: CNNより)
●(D).について
ムラド氏はイラク北部の少数派ヤジディ教徒の家庭に生まれました。ヤジディ教徒の掃討を図るイスラム国(IS)の襲撃を受け、性奴隷として人身売買に遭い、暴行を受けました。
2015年の脱走後、性暴力の撲滅に向けた運動を展開したことが評価されました。コンゴ民主共和国の医師で、性暴力の被害者救済に取り組んできたデニ・ムクウェゲさんとともに2018年のノーベル平和賞受賞者となります。
(ナディア・ムラドさん: THE KURDISH PROJECTより)
(1問目終わり)
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(問題編)
(2). 6月にカナダで開かれた主要7か国首脳会議(G7サミット)では海洋に関する憲章がまとまったが、どのような対策を促すことが決定したか。
(A). プラスチックごみの削減
(B). クロマグロの漁獲量の制限
(C). メタンハイドレードなどの海洋鉱物資源の共同開発
(D). 捕鯨の大幅な制限
(G7サミットに参加した首脳たち: currentaffairs.adda247.comより)
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(解答・解説編)
(A). が正解。
6月にカナダのケベック州で開かれた先進国首脳会議(G7サミット)では、議題の一つで、使い捨てプラスチックの使用削減などを掲げる「海洋プラスチック憲章」が採択されました。
レジ袋やペットボトルは海洋に漂うと、太陽光などで小さく砕けていきます。ですが、微生物などによって完全に分解されることがなく、マイクロプラスチックとなっていつまでも残るため、ごみの増大が海洋汚染や生態系破壊につながるとして世界的に懸念されています。
当憲章には、カナダやEU勢が積極的に署名した一方で、日本は産業界との調整に時間を要するとして、署名を見送りました。米国も署名しませんでした。
以上です。ありがとうございました!